住宅ローンの事前審査に落ちないためには

注文住宅を新築するためには、まず予算を決める必要があります。どの程度の土地を購入し、さらに建物の建設にはどのくらいの予算をかけることができるのかを把握しておく必要があります。そこで利用するのが事前審査です。
これは購入する目星をつけた土地や、建設予定のプランなどを金融機関に持ち込んで審査を受けることになります。そこで審査が通れば、その注文住宅を新築することができることがわかります。けれども、そのような事前審査なしに話を進めた上で、ローンの申し込みを断られるとそれまでの時間が無駄になってしまいます。その際に、事前審査に落ちないためにはどんなことに注意すればよいのかを知っておくと役に立ちます。まず購入金額に対しての収入がどのくらいあるのかがポイントになります。これは返済金額が収入の何パーセントであるかがポイントになります。さらに勤続年数も重要です。ローンの審査では、安定した収入を得ているかが問われます。たとえ高い収入を得ていたとしても、それが転職して間もないようなケースでは、それがずっと続くのか分からないものです。
そのために、ある程度の勤続年数があることが審査を通る条件となります。さらにローンを申し込む時点での年齢も重要です。住宅ローンは返済完了する時点での年齢が決まっています。ある程度の年齢になれば働くことができなくなることが前提となっているからです。そのために高齢となるほどに、審査を通る可能性は低くなります。
さらに購入しようとする土地の担保価値がどの程度あるのかも評価対象となります。担保価値が低ければ、貸し出せる融資金額は少なくなります。このように注文住宅を新築する際には、自分自身の状況をまずは把握しておくことが大事です。年齢が高ければ、当然ながら毎月の返済額も大きくなります。その分収入も多くなければ審査は通らなくなります。あるいは頭金としてある程度まとまった金額を用意できるかもポイントになります。借入額を少なくすることで、事前審査は通りやすくなるわけです。事前審査が通らなければ、土地探しにも時間がかかりますし建物の建設費用も減らすことになります。つまり広さを犠牲にするか設備を我慢するなどの工夫が必要となってきます。
このようにいかに事前審査を通るようにするか、あるいは自分の場合通りやすいか否かを考慮しながら新築のためのプランを練ることが必要になってくるというわけです。